2018.03.30 category:その他
春先は空気の乾燥で肌が荒れたり、花粉症に悩まされている方も多いですよね。
鼻水を頻繁にかみすぎて、鼻の周りが赤くなって荒れることはあっても
花粉が直接の原因で肌が荒れることは、あまり聞いたことがない方も多いのでは?
実際、私もその一人でした。
昨年あたりから、同じ時期に目の周りだけが異常に痒い!
もしや花粉症?ついになったか!と思いましたが、
花粉症の症状にある、目がショボショボしたり、鼻水やくしゃみは一切ないのです。
結果、花粉が原因の肌荒れ「花粉症皮膚炎」だったんです。
そんなことってあるんだ・・・と驚きました。
花粉症皮膚炎は、花粉が原因で顔(目の周り・頬、顎など)や首が
赤くなったり、湿疹やピリピリとした痒みの症状があるのが特徴です。
どうして花粉と肌荒れが関係するのでしょう?
スギ・ヒノキ花粉の飛散量がピークになる時期は地域差はありますが、
スギ花粉は2月~4月、ヒノキ花粉は3月~5月までがピークとなります。
そして花粉が多い春先は、空気が乾燥していて、肌が乾燥しやすい環境になります。
肌が乾燥すると、肌を守るバリア機能が低下して外からの刺激にとても弱くなります。
そこへ付着した花粉が刺激となって、肌荒れを起こしているんですね。
肌トラブルを起こさないようにするには、予防策が重要ですがいったいどうすればよいのでしょう?
肌トラブルを起こさないようにするには、花粉を肌に触れさせないようにすることが重要です。
できるたけ、花粉が肌に触れないようにマスクやメガネで肌を覆うと効果的です。
また肌だけでなく、髪の毛にも注意が必要です。
花粉がついた髪の毛が顔にかかって肌が荒れることもありますので
髪の毛をまとめたり、帽子をかぶったりすることでも予防策になります。
そして、日頃からしっかりと保湿をして肌を整えておくことが大切です。
洗顔では、必要な保湿成分まで失わいように洗い方にも気を付けましょう。
ゴシゴシ洗ったり、春先もまだ寒いので熱めのお湯で流したりしていませんか?
特に敏感肌、乾燥肌の方は低刺激の洗顔料で十分に泡立てて優しく洗い、ぬるめのお湯を使いましょう。
保湿ケアはあくまでも予防なので、スキンケア以外にも日頃の生活習慣や食事などを見直すことも必要です。
花粉で憂鬱な季節を、予防やケアをして少しでも快適に過ごしたいですね。
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