2017.01.04 category:皮膚のかぶれ
日々の生活で「かぶれ」という言葉を耳にしたり、実際に「かぶれた」と言うことは多いと思います。
ですが、かぶれというものが具体的にどのような症状なのか、ご存知の方はなかなか少ないのではないでしょうか。
かぶれは正式には「接触皮膚炎」と呼ばれており、主に二つの種類に分けられます。
一つ目は一次刺激性接触皮膚炎といい、原因物質自体に毒性が含まれており、それによってかぶれが起きることを言います。
これは物質の毒性によって症状はことなりますが、アレルギーなどを持っていなくても誰にでも起こりうるかぶれです。
もうひとつはアレルギー性接触皮膚炎と呼ばれるものです。
これは原因となる物質は人そそれぞれであり、特定の物質のアレルギーを持つ人の皮膚のもつ炎症細胞が活性化することにより、かぶれや時には湿疹が起こります。
一次刺激性接触皮膚炎は、アレルギー性接触皮膚炎とは違い、原因となる物質の毒性の強弱によって症状が重くなったり軽く済んだりすることはありません。
どちらも原因となる物質が触れた場所がかぶれますが、そのかぶれた場所を掻いたことによってそれ以外の場所にもかぶれる「接触皮膚炎症候群」とよばれる症状もあります。
また、外部からの原因物質によるかぶれだけではなく、通気性の悪い服を着た時などには自分の汗が原因でかぶれる場合もあります。
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