2017.05.30 category:デリケートゾーンのニオイ
みなさん、こんにちは。
pHケアコンシェルジュのYokoです。
デリケートゾーンについて、
誰にも言えず悩んでいる世の女子達が多いということを耳にしました!
デリケートゾーンと言えば、pHケア!
pHケアと言えば、デリケートゾーン!
デリケートゾーンの申し子と言っても過言ではない(?)
pHケアフェミニンウォッシュが“pHケア コンシェルジュ”となり、女性の皆様が悩みを抱えながらも、他人に相談できないデリケートゾーンの正しい情報を発信していきたいと思います。
第1回目の本日は、多くの女性がお悩みのデリケートゾーンの『ニオイ』の原因と対策の全貌 に迫りました!
どうぞ、ごゆっくりお読みください。
読後、皆様のお悩みが少しでも解消されていれば幸いです。
全国の男女4,421名を対象にした、ある調査では、『デリケートゾーンに悩みがある』と答えた女性はなんと84%にも及んだ事が分かりました。
上記の調査で、「人に相談できるか?」との質問に「相談できない」と答えた女性は68.7%と、多くの女性がデリケートゾーンに悩みを抱えていても、その半分以上は誰にも相談できず、不安を抱えたまま生活していることが分かりました。
また、別の調査では、20代~30代の働く女性約1000名に「周囲に相談しにくい身体の悩み」について聞いたところ、1位は圧倒的に「デリケートゾーン」の悩みだったそうです。
pHケアフェミニンウォッシュが約5500人に行ったアンケート調査では、デリケートゾーンにまつわる悩みランキングは以下の通りでした。
1位:ニオイ
2位:かゆみ
3位:おりものが多い
4位:かぶれ
5位:ヒリヒリ・しみる
6位:その他
「自分のにおいは、ほかの人よりキツイんじゃないか?」自分のニオイには気付きにくく、他人の比べることもないので、より不安や悩みは募る一方のようですね。
デリケートゾーンのにおいの原因は、『雑菌』。
デリケートゾーンの雑菌が繁殖することによって、排出される老廃物が、においを発している原因です!
雑菌達の栄養になるものは、ショーツに付いたおりもの、尿、汗、アカ、生理で排出された血液などです。
特に、おりものはタンパク質が豊富なため、雑菌の格好の餌!おりものは生理の2週間程前から量が増え始めるため、においが強くなるのもこの時期が多いでしょう。
そして、デリケートゾーンに多くある「アポクリン腺」という汗腺からは、アンモニア・脂肪など、雑菌にとって栄養豊富な汗が分泌されます。
アポクリン腺の数には個人差がありますが、この汗腺が多い場合、何もケアをせずに放っておくと、雑菌が繁殖してしまい、デリケートゾーンのニオイがきつくなってしまう傾向があります。
また、ナプキンやタイツ等による『ムレ』もニオイの要因の一つです!
ニオイを解消するためには、『デリケートゾーンを清潔に保つこと!』この一点に尽きます。
「清潔」と一言で言っても、ただ洗えば良いというわけではありません。
繊細な部分なので、正しい方法を行わないと、更にニオイをきつくしてしまい逆効果になってしまうことや、病気の原因を自ら作ってしまうことにもなりかねません!
安心してください!
正しいニオイ対策とデリケートゾーンのケア方法をこれからお教えします。
生理中後は特に、デリケートゾーンのニオイが気になる方も多いと思います。デリケートゾーンを清潔に保つためにも洗浄は欠かせませんが、正しい知識と方法で行わないと逆効果だと知っていましたか?
間違った洗浄方法を続けると、病気に感染することも!?
正しい洗浄方法で、デリケートゾーンにとって良好な環境を常に保ちましょう!
「デリケートゾーンの洗浄」=『膣洗浄』と考える女性も多いと思いますが、基本的に膣内は、洗う必要はありません。
膣内は常に弱酸性に保たれ、体が本来持っている良い菌が、雑菌の侵入を防いでくれていて良好な環境に保たれています。
それにも関わらず、膣内を洗浄してしまうと、雑菌の侵入を防いでいる良い菌まで洗い流してしまい、膣内に雑菌が入りやすい状態となり炎症を起こしたり、臭いが発生したりと悪循環に繋がってしまうのです。
デリケートソーンをしっかり洗浄しているのに、おりものの臭いが気になる方や、臭いが気になる方は、自浄作用の働きをする菌が減少している可能性がありますので、専門医の受診をおすすめします。
生理中など、デリケートゾーンの汚れやニオイが気になって、一日に何度もお風呂に入り洗っているという方はいませんか?正しいデリケートゾーンの洗浄法方法をしていれば、一日1回入浴時に洗浄するだけで充分です。
洗浄を繰り返すことで、反対に雑菌を増やしてしまったり、膣内を清潔な環境に保ってくれる「常在菌」という、体が持っている良い菌や、必要な皮脂まで、汚れと一緒に洗い流してしまいます。
そうすると、逆にトラブルを引きおこす原因を自ら作り出してしまいます!
多くの方が、デリケートゾーンを身体と一緒にボディソープで洗っていますが、ボディソープには界面活性剤が含まれており、敏感な部分に使うことはよくないとされています。
たとえば、顔を洗う時にボディソープは使いませんね。顔の皮膚は薄くて敏感なので、皆さん洗顔フォームを使って、泡洗顔などで優しく行っていると思います。
デリケートゾーンも同様です。
あまり知られていませんが、デリケートゾーンの皮膚は、顔の中でも特に薄いとされる“まぶた”の皮膚よりも薄いのです!
いくら使用感が良くても、ボディソープをデリケートゾーンに使用することはやめましょう。
みなさん、デリケートゾーン専用のソープをご存知でしょうか。
アルカリ性か酸性かを表す数値“pH値”が通常のボディソープや石鹸は、14に近いアルカリ性です。
デリケートゾーン専用ソープは、デリケートゾーンと同じぐらいのpH値4,5~5,5の弱酸性で作られています。
同じpH値で洗うことで、刺激を抑えながら、しっかり洗浄することが出来るので、今、注目されているアイテムです。
デリケートゾーンの皮膚膜は、身体の中でも最も薄くなんと!まぶたよりも薄いと言われています。
なので、洗い方の基本は『優しく』を常に心がけましょう。
<洗い方>
先ず初めに、36~38℃ぐらいのぬるま湯で、デリケートゾーンをすすぎましょう。
このとき、シャワーで直接あてるのではなく、桶などを使って優しくすすいでください。
何気なく使っているシャワーですが、シャワーの水圧は、デリケートゾーンには意外と強烈で、その刺激が黒ずみの原因になる可能性も!
顔を洗うときに、石鹸や洗顔料を直接つけてゴシゴシ洗う人は滅多にいないですよね。それと同じようにデリケートゾーンも専用石鹸を、手や泡立てネットを使って泡立ててから、たっぷりの泡で洗うイメージで洗浄しましょう。
デリケートゾーンの汚れに「恥垢(ちこう)」という、分泌物の垢があります。見た目は白いカスのような、この「恥垢」は、脂性なので、普段の入浴では、なかなか落ちにくいのです。指の腹を使って優しく洗ってあげましょう。
スポンジやタオルなどでゴシゴシ洗ってしまうと、摩擦により、色素沈着をおこし、黒ずみの原因にもなってしまいます。
一度ついてしまった黒ずみを元に戻すには、かなりの時間がかかります。
洗うときは、スポンジやタオルではなく手を使い、たっぷりの泡で優しく洗いましょう。
恥垢が溜まりやすい、小陰唇(特に裏側の前方)と、クリトリスの裏側両方は特に繊細な部分なので、洗う際に傷付けないよう爪を切っておくことも大切です。
デリケートゾーンは、複雑で入り組んだ構造です。この「デリケートゾーンの正しい洗い方」をきっかけに、自分自身の身体のつくりを知る良い機会かもしれませんね。
デリケートゾーンは必ず前⇒後ろに洗いましょう。
逆に、後ろから前に洗ってしまうと、肛門付近にある様々な菌が膣内に侵入し、炎症をおこしてしまう危険性があり、逆効果。
デリケートゾーン洗浄において、お尻から洗うことは絶対にNGです!!
先ずはVラインの大部分を占めるアンダーヘアから洗っていきましょう!
優しく泡立てた泡を手に取り、アンダーヘアの根元の肌を指の腹でマッサージするようにしっかりと洗います。
次に毛の流れに逆らって、手で軽く引っ張ります。そのとき、抜ける毛は抜いてしまいましょう。
アンダーヘアも、他の体毛と同様、周期的に抜けるものなので、こうして洗浄時にケアしてあげることで、ショーツに抜け毛が付くことも少なくなります。
陰核→性器部分→会陰部分→肛門の順に洗っていきましょう。
出来れば、鏡で場所と汚れをチェックしながら擦りすぎないように気を付けましょう。
陰核の包皮に隠れている部分や、大陰唇と小陰唇の間の溝は、とくに恥垢が溜まりやすいので、指の腹を使って重点的に洗っていきましょう。
泡の流し残りが無いように、初めと同様、桶を使って36~38℃ぐらいのぬるま湯で、指の腹を使いながら丁寧に泡をすすぎ、流しましょう。
生理中はナプキンや血液などでデリケートゾーンが非常にムレるため、雑菌繁殖やかゆみが発生してしまう可能性が高い状況です。生理中は特に丁寧に洗うようにしましょう。
膣内に指を入れて洗う必要はありません。
デリケートゾーンには「表皮ブドウ球菌」という善玉菌がいます。
この「表皮ブドウ球菌」は、お肌を弱酸性に保ち、外からの細菌を寄せ付けないよう防御してくれています。
皮脂や汗を栄養にして、弱酸性の脂肪酸を作り、皮脂から排出される脂肪酸とともに、皮膚面を酸性に保ちます。
そうすることで、アルカリ性を好む黄色ブドウ球菌やカビなどの悪玉菌の繁殖を防ぎ、皮膚内部に侵入しないように、皮膚のバリアの役目を果たしているのです。
お肌の表面をごしごしと、それも洗浄力の強いボディソープや、アルカリ性の石鹸で洗うということは、この「表皮ブドウ球菌」までも
殺菌してしまいます。
そうなると、臭いの元になる雑菌、黄色ブドウ球菌が繁殖することになり結果、デリケートゾーンの臭いとなってしまいます。
臭いの元になる汚れを落とそうと、デリケートゾーンを洗い過ぎてしまうと、自ら臭いを悪化させてしまうのです。。
デリケートゾーンのニオイの原因ともなる“ムレ”は、夏だけで気にしていれば良いワケではありません。
スキニーなど、ぴったりしたボトムや、通気性の悪いデニム、タイツやストッキングなどで、デリケートゾーンは、季節問わず一年中“ムレ”の脅威にさらされているのです!
正しい洗浄方法でデリケートゾーンが清潔な状態になったら、“ムレ”を防いで清潔な環境を保つようにしましょう。
アンダーヘアをそのままの状態にしておくと、雑菌の繁殖につながり、デリケートゾーンのニオイの原因にもなります。
少し前までは、アンダーヘアを処理する人は、美意識の高い極一部の人というイメージがありましたが、欧米では脇のケアと同じようにアンダーヘアの処理は常識になっています。
もちろん、日本でもある調査でアンダーヘアの処理について500人の女性にアンケートをしたところ、60%が処理をしているとの結果が出た程、日本女性の中でもアンダーヘアの処理が浸透し、定着してきています。
ただし、繊細な部分なので、間違った処理の仕方をすると、黒ずみや肌荒れ、埋没毛など、あらゆるトラブルを引き起こす事になってしまうので、正しいケアを行いましょう。
ヒートカッターでカット
専用電気シェーバーで剃る
はじめは、ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、脱毛サロンなどで
プロにお願いすると安心です。
お手軽でローコストの為、最もメジャーな処理アイテムですが、肌への負担が大きく、ごく表面上の毛を剃ることしかできないので、毛の再生が速いので、頻繁に処理をしがちです。
カミソリ処理の繰り返しは、肌トラブルを招く可能性が非常に高いので気を付けましょう。
毛抜きは、一度処理するとなかなか生えきませんが、肌に最も大きな負担がかかる処理方法です。
処理には細心の注意を払いましょう。
デリケートゾーンには、エクリン腺、アポクリン腺という2つの汗腺があるため、とても汗をかきやすい部分です。ナイロンなどの素材のショーツは避けて、コットンやシルクなどの素材を身につけましょう。
女性は生理中はナプキンを使い、普段もおりものシートを使ったりと、常に蒸れやすい条件が揃っています。汗をかいたり、おりものや経血で汚れた場合は下着やナプキンをこまめに替えるようにしましょう。
また、パンツよりもスカートを穿くことで蒸れにくくなります。
最後にまとめると、
いかがでしたでしょうか。ご参考になりましたでしょうか。
デリケートゾーンをいつも清潔に保っておくことで、お悩みのニオイやムレ対策にもなりますし、何よりも、身体の変化に早く気づく事ができます。
女性の身体と心は、とても繊細で複雑です。
いつも優しくケアしていてあげて、『あれ?いつもと違うな』と不安に感じることがあれば、専門医などにご相談ください。
pHケア コンシェルジュ Yoko
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